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2006年9月30日 (土)

小論文は指導できない

おかげさまで大学受験生の現代文・小論文
を担当させていただいて4年になります

そこで色々な生徒と接しているうちに
気づいてきた事があります

要するに、大切な事は

生徒が何に興味があって何を考えるのが好きなのか?
そして、これから何をやろうとしているのか?

このポイントをぶれずに把握する事が
講師の最大の仕事だろうな、と思います

このポイントを講師が把握せずに
「知識や」「書き方」ばかりを生徒に詰め込んだとしても
生徒はイヤイヤ小論文を書こうとするため、
なかなか良いアイディアが浮かびません
良いアイディアが浮かばないと
相手を説得させるような論理展開も立てられません

考えても見てください
「自分が訴えたい想い」があるからこそ
『こうやって伝えたらいいかな、いや
 こうやって伝えたほうがいいぞ』
と、生徒自ら試行錯誤するのです

これが、生徒自身が考えていないアイディアなら
どうやって相手にわかりやすく伝えたらいいか?
なんてことは考えるはずがないのです

ですから、私は基本的に
お手本から小論文の書き方を学ぶ
というようなことはあまりやらせません

そのような小論文の授業に慣れてしまった生徒は
しまいには講師の意見を書くことになり、
試験の本番で何も思い浮かばず、
『ありきたりな文章しか書けない』という事になってしまいます

先生が直した真っ赤にした。添削された小論文を
生徒が機械のように書き直ししたところで

試験の本番に自らのアイディア、
根拠のある具体例がひらめくような力を
生徒が身につけるはずがありません

ただ、ここで間違えないでほしいのは
論理展開、主語、述語、文法、そのような事が
大切ではないと言っているのではありません
それも大切、それも大切なのです
ただ、それと、+α、
講師がしてあげなくてはいけない事があると思うのです

それでは、私たち講師がしてあげなくては
いけないことってなんでしょう?

つづく

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2006年9月29日 (金)

教育業界は人材レベルが低い

栄光ゼミナール
明光義塾
SAPIX
ベネッセなどの
素晴らしい会社は別として

基本的に『塾の仕事』
『教育の仕事』と聞くと
大抵の人は良いイメージを持たない

物凄く失礼なことだと思うが
はっきり言おう、その原因は
教育業界にいる人々の
人材レベルの低さ
にあると思う

教育業界というものは特殊な仕事で
子供たちとばかり接している事が多い
そしてやっかいなことに、

大人は無理だけど
子供だったら話せる
子供たちの前ならべらべら喋れる

そういう人達が多い事は事実である
これは学校の教師も同じであると思う

そのような人達は大抵
他の大人達との会話が出来ない
自分の意見が言えない人が多い

そうなると、自分で色々新しい事を始めたり
行動したりというような、アクティブな人は
教育業界には自然と少なくなってくる

そういう学生は「商社、人材、
広告代理店、テレビ局、コンサルティング会社」
などに行ってしまう

++++++++++++++++++++++++

ただ、ここで悲観するなかれ
そんな人材レベルが低い教育業界だからこそ

ひとたび魅力的な会社が誕生すれば
多くの学生が集まってくるはずだと
私は考えている

そして何より、多くの保護者、生徒達の
信頼を勝ち得る事ができるはずだと私は考えている

人と人とが係わり合いサービスを生み出す業界のはずなのに
サービスを生み出す側のレベルがまだまだ低い教育業界

この業界がもし劇的に変わるとするならば
日本は少し面白い国になるのかもしれない

どんな社長も政治家も一国のリーダーも
みんな昔は子供で学校か塾のお世話になってきたのだから

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2006年9月28日 (木)

松下幸之助

松下幸之助さんは大好きだ
何故、彼の考え方に惹かれるのだろう?

それはきっと彼が頭でっかちじゃなくて
物事をよく観察して、実際に体験した
体験から、自らの「生きる戦略・哲学」
みたいなものを生み出してきた人だからではないか?

学べるものはあちらこちらに溢れているではないか?
これは、ある事に気づいた人でなければ出来る行為ではない

話に説得力がある人と
説得量がない人の違いは明らかである

相手の顔を見るか見ないか

これは学校の先生においても言える
子供たちの顔をみて、
子供たちの表情を掴む能力があるかどうかである

知識の量、しゃべる量、そんなものは
あまり、役に立たないばかりか

必要としていない生徒からしたら
マイナスの影響を与えてしまうこともある

『もうそんなの知っているよ』
『私が知りたいのはそこじゃないのにな』

そう思わせたら最後、
生徒と先生の間の信頼は無くなる

信頼がなくなった生徒と先生の間で
生徒が劇的に成績を上げる事はないし
ましてや

自主的に学ぶなんてことは無い

松下幸之助さんが優れていたのは
頭が良かったからでも、知識があったからでも
特別なオーラがあったからでもない

物事を観察する力
それを謙虚に反省し、工夫し続ける力
があったからだ

情報が溢れるこれからの時代
情報を発信する力などいらない

物事を観察する力
本当に良い情報だけを選別する力

それを解りやすく相手に伝える力
それが必要になってくるのだろう

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2006年9月22日 (金)

イメージ、話し方

私はO型である
イメージで物事を理解しようとするタイプである

だからノートをとる時も
印象に残った単語をぶつ切りで書く程度である

これがA型の人であるとか
論理で物事を理解しようとする人ならまた違うのかもしれない

先日、税理士の方とお話をしていてふと思った
『根本的に頭の動き方が違う』

そう、話し方、話の聴き方においても、
私はイメージで物事を理解しようとするタイプであったのに対して
税理士の方のそれは、論理で徹底的に説明しつくすといったようなものであった

「書き方」だけでなく「話し方」にも
頭で考える「考え方」が如実に現れるのだと思う

いや、むしろ「話し方」の方がその人が「イメージ型」か「論理型」か
の違いがよく現れると思う

私が経験してきた数少ない経験から考えてもそれは言える

イメージ型の人でなおかつそれを自覚している人は
話をしているときに目をそらすことはない

論理型の人は目をそらすことが多々ある
そして、自分の段取り通りに話せないことに納得ができない様子をみせる

大切なのは自分が今目の前にしている人がどちらのタイプなのか?
見きわめることであろう、それによって、話し方を変えてみるのも
面白いのかもしれない

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2006年9月20日 (水)

安藤忠雄

TADAO ANDO 〜建築家・安藤忠雄〜 DVD TADAO ANDO 〜建築家・安藤忠雄〜

販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2003/04/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Brutus/Casa10月号
安藤忠雄特集より

++++++++++++++

「所有」から都市を「共有」する時代へ

++++++++++++++

前回の「押し売りの経営は終わった」と
似ているのかもしれないな、と思いました

安藤忠雄さんは大学にいかずに世界中を歩き回って
世界中の建築を一つ一つスケッチして肌で直接学んできた
そのような安藤さんだからこそ『新しい時代の流れ』が
つかめているのかもしれない。所有の時代は終わった、
個人の欲望の対象が変化しているのだ。形のあるものから
デザインへ、所有から共有へ、人々の欲望は
変化してきているのかもしれない

++++++++++++++

都市を緑で繋ぐという発想

++++++++++++++

戦後60周年あまり、ただひたすら
壊されて作り直されてきた東京
緑は破壊され、都会の土は呼吸する事を辞めた
そんな都市の中に安藤さんは「新たな息吹」を
吹き込もうとしている

安藤さんはまた「建築には余白が必要」と
言っているが、これもまた、前時代の人々の
考え方からは理解できない考えかたであろう

ぎりぎりまで色々考えて
ぎりぎりまで色々働いて

そういうのが充実した人生であったのだ
Time is moneyの世界、チャップリンが
モダンタイムスであらわそうとした時代

そんな時代が今、終わろうとしている。

安藤さんは仕事のストレスは仕事で解消するらしい
その考え方も素晴らしい、仕事に縛られて過ごす時代も終わったのだ

私たちは「時間」から解放されなくてはいけない
私たちは「余白」を楽しむ時代に突入している

よりよい人間らしい人生を過ごすために

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2006年9月12日 (火)

押し売りの経営は終わった

経営者はカリスマが多い
そう思っていた

経営者になるためには
壮大な夢を持つこと
自分の想いを強烈に伝えること

そんなものが必要だと
思っていた

そのために
自分の『考え方』を
強固な物としなくてはいけない
と思っていた

だが、どうやらそれは違うな、と
最近思うのである

『私はなんとしても会社を打ち立てて
 これをやりたいんだ』

そういう会社は『これからの時代は』
長続きしないと私は思う

カリスマは不要なのだ

誰もが自分の意見を発信できる
WEB2.0、Mixi、ブログの流行、
などによって、この流れはさらに進む

誰もが自分探しを続けられる
リクナビネクスト、インテリジェンス
少子高齢化による人材不足、雇用の流動化

みんな
「自分の人生をよりよくしよう」と
自分探しを多くの人が始めている世の中なのだ

てことは、裏を返せば
みんなが何かを成し遂げたい
みんなが何かを誰かに絶えず訴えたい
みんなが新しいアイディアを絶えず誰かに訴えたい

そんな世の中に
自分の想いを強烈に相手に伝える経営者は

不要
なのだ

みんな人の意見を聞きたくない世の中が来ている
みんな自分を表現したくてしょうがない
みんな自分の人生を豊かにしたくてしょうがない

だから、経営者は
『なんとしてもこれを実現させるぞ』
と言う想いを捨てなければ

これからの社会では
成功しないのではないか

社員に思うぞんぶん自己表現
自己実現させる

そんな会社の経営者が
成功し続けるのではないか

顧客主義、
プル型営業、

押し売りの時代は終わった
押し売りの経営も終わったのだ

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2006年9月10日 (日)

ツーリズモ

ツーリズモ―バルセロナ、リスボン、パリ ひとり旅のようなふたり旅 Book ツーリズモ―バルセロナ、リスボン、パリ ひとり旅のようなふたり旅

著者:原田 奈々,原田 郁子
販売元:ブルースインターアクションズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『言葉が通じないから

プールの中にいるみたい、楽だ』

そんな感じに日常を感じたい時もある

写真をとろうとしている時とかは大抵そう

客観的な膜を自分ではる

それが心地よかったりもする

そんな日も必要だよきっと

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2006年9月 8日 (金)

シンプル イズ ベスト

Real Design10月号が面白い

『黒しか選ばない』

ブラックデザイ特集

最近シンプルなデザインのものが受けていますが

超情報化時代の必然なのでしょうか

http://www.casereal.com/j/index.html

このようなHP大好きです

いずれこのブログもこのような

デザインにしたいです

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2006年9月 7日 (木)

形の無い物を売ってるんや

リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと Book リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと

著者:林田 正光
販売元:あさ出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『形の無い物』を売っている商売

ホテル業界、
これは僕が目指す教育とか人材とかとも
同じような特殊な仕事なんだろうと思う

でも、
形の無い物を売っている商売
だからこそ、「形のあるもの」から
形の無い「自分の魅力」「お客様の信頼」
などを作り出す、そこがこの仕事が
面白くなるポイントだろう

でも気づくんですよね
形の「あるもの」って
わりと色々と工夫できるけど

形の「無いもの」は
自分が色々工夫するよりも
相手とか周りの人々との協力なしじゃ
何も出来ない、周りの人々の言う事を
聞いたりして、周りの人の感情を感じたりして
ゆっくり、じっくり獲得していくものだと思う

この本を読んで感動した日に
プロフェッショナルで
楽しい授業を作り出す先生

をやっていて
感動しました
とんとん

http://www.nhk.or.jp/professional/index3.html

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