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2006年10月 5日 (木)

興味が変化した

現在の子供たちが昔の子供たちと比べて
興味を持つようになったもの

それは、

自分を表現すること。
他人からの自分の評価を気にする事。
人の見分け方を見きわめたいこと。

というようなことである

よく大人たちが

「最近の子供は
テレビゲームばかりをやっていて、
インターネットにばかりはまっていて、
物が溢れていて甘やかされているから
駄目になった」

みたいな言い方をするが
私は、このような考え方をしている大人達は
いつまでたっても子供を伸ばす事は出来ない
と思っている

彼ら大人たちが育った次代には物が無かった
だから、彼らはコツコツ頑張った
そして、彼らは
「物が無かった時代」にこそ
ハングリー精神が根付くものだと思っている

コツコツ頑張る。謙虚な気持ち。
そんなものは「物が無かった時代」。
貧しかった時代にこそ身についたものだと感じている。

ただ、こうも考えられないか?

物が無かった から「裕福になろう」
という方向に、人々の生きる目標のベクトルがわかりやすく結集し
生きる意味、人からの評価、そんなものを気にせずとも、
毎日、必死に、がんばりさえすれば、充実した人生を送れた

がんばりさえすればよかったのだ
目標はただ一つであったのだから

今の子供たちには目標は無数にある
昔の大人たちの時代とは比べ物にならないほど難しい時代なのである

現代は豊かな時代などでは決してない
物質的には恵まれているが

精神的にはとてつもなく生きにくい時代だ
そんな時代の中で「社会で認められる大人になれ」という要求は
あまりにもハードルが高すぎるし

だいたい、ここで大人達が考えている「社会」というのが
彼らが若かった頃の常識で考えている「社会」なので

子供たちはますます混乱してしまう
誰もがもはや気づいているのだ

英語を6年間もやってるのになんで話せないの?
数学をあんなにやっているのになんで全て忘れちゃうの?

そんな時代に生まれている子供たちが

そして、現代の子供たちにはそれが身についていない。
そう判断する。果たしてそうであろうか?

自分を表現すること。
他人からの自分の評価を気にする事。
人の見分け方を見きわめたいこと。

に興味を持ち始めているのは時代の必然だとも思うし
私はそこにこれからの日本における教育の可能性を感じる

生徒の「やる気」をあげるためには
この生徒達の気持ちを伸ばしてあげなければいけない

つづく

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